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後期高齢者の日々・・・
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「死顔」 吉村昭(遺作)

昨年の2月癌に侵され(舌癌)、この7月79歳で亡くなった作家吉村昭の遺作となった「死顔」を読みました。(新潮10月号)

・・・柩の中の死者は、多かれ少なかれ病み衰えていて、それを眼にするのは礼を失しているように思える。死者も望むことでないだろうし、しかし、抵抗することもできず死顔を人の眼にさらす。・・・

「死顔」に描かれた最後のお別れの儀式に関する部分です。
この著にも、非情とも思える彼の死生観が表れており、特にこの部分は、常々私が感じていることでもあり、最後のお別れの儀式を強く拒む著者の姿勢に感動しました。

吉村昭夫人の津村節子さんが書かれた「遺作について」によると、吉村氏は遺書の中につぎのようなことを書いておられたそうです。

延命治療は望まない。
自分の死は3日間伏し、遺体はすぐ骨にするように。葬式は私(夫人)と長男長女一家のみの家族葬で、親戚にも死顔をみせぬよう。
香奠はいただかぬよう。

私は、常日頃、子どもたちに全く同じようなことを話してはおりますが、今度会ったらしっかり頼んでおかねばと思っています。
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by namisanID | 2006-09-14 12:45 | 読む

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