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神戸発祖母ログ


後期高齢者の日々・・・
by namisanID
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9月14日(日)

パット・ムーア著「変装(抜粋)」の朗読を聞く

ふうげつ堂で、パット・ムーア著 木村治美訳「変装」の朗読会が行われました。
朗読者は、NHKの元アナウンサー山田誠浩さん。

話は、26歳の女性工業デザイナー(著者)が、老人の要望をデザインに生かすためメークアップ・アーチストの力を借りて一週間に一回、アメリカ各地で80歳を越えた老婦人に変装して過ごした体験談です。

よくぞ、化けられたな、というのが率直な感想です。

老女に扮した彼女が、文房具屋に行き欲しいタイプライターのリボンを探しますが、男性の店員は彼女を完全に無視。商品について質問しても「ほんとに買うのかよっ」てな応対振り。
翌日、26歳に戻って同じ店で同じ商品を探します。と、同じ店員が「お嬢さん何をお探しですか」と寄ってきて、帰りには、昨日は開けてくれなかったドアまで開けてくれました。

ある日の夕暮れ、ハーレムの公園で、少年達に暴行を受けます。
26歳の老女でなければ、死んだかも知れないほどの暴行を受けます。
彼らの目的はお金でした。
著者であり、化けた老女はタクシーを拾い、下着に隠し持っていたお金で無事うちへ帰りますが、お財布と別に隠し持つという「身構え」は、我々日本人には考えられないことです。

なんだかんだいっても、日本は、老人にとって住みやすい国ではないでしょうかねぇ。

ところで、これらの体験で、老人の要望をデザインに生かすことが出来たのでしょうか?

機会があれば「変装」を全部読んでみようと思います。  *朝日出版
by namisanid | 2008-09-15 17:01

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